| 憲法手帳雑記 2005年11月 |
| ◆11月22日(火) 東京新聞の「官製市場の裏側」では板橋区教委幹部が、体育施設の指定管理者に選ばれた大手企業のビデオに登場していることがわかり、結果的に企業に利用されていた疑いも出てきたとしている。現在区内業者育成は区政にとっても大きなテーマであるはずだが、指定管理者制度では、サービスの向上、コスト削減という制度の目的と、地元業者育成のバランスをどう取るのか、という点で多様な問題が浮き彫りになりつつある。東京新聞では、監督者と企業側の節度ある関係をと述べるが、そもコスト削減がはじめにありきなのであるから、今回のようにたまたま企業が作成したビデオに区教委幹部が出演しているなどは、ほんの氷山の一角である。ビデオに映っていたのは軽率、その部分は削除、で終わってしまう。これが問題になって民営化の流れにいくらかでも歯止めがかかろうか。公平・平等・公正なる競争状態が保たれるというのがどだい無理な話ではないのか。地元業者ではどうしてもサービスが低下する。これが前提にある。地元業者育成の目標とのジレンマである。規制緩和でまる裸状態にされれば区内の業者は耐えられない。水は低きに流れるというが、指定管理者制度が各自治体でもとりわけ、文化施設など活用されるであろう先行きを考えてみなければならない。つまり、区幹部と業者の節度ある関係が保たれているか、なんてことがわたしら生活者レベルの関心事ではないんだ。本来「公」の仕事が競争原理の中で運営されていくことの社会的な影響を、だ。考えてみなければいけない。 さて、我が社よりずっと大きな我が社の下請けの印刷会社と製本会社と赤帽さんのご協力で、社長不在の間も大切な本が2点も納品がすみ、社長は顧客からの感謝のFAXをみてにんまり。製本所のいうには「刷了だっていうから引き取ったら80頁が160頁もあるんだから…」いやいや4の5の言わないでもきっとあげてくれると思ってました。でも悪いと思っていたので、「河豚最中」なんてお土産をちゃんとお渡しした。 田畑和子さんより再雇用拒否理由捏造事件での新たな提訴、報告集会の案内。 酒井雅巳さんよりグループの機関紙「ひらく」No.83を、靖国・天皇制問題情報センターより通信別冊「日の丸・君が代」NO!通信」No.72送っていただく。他に目を通すべき資料、青年会議所の憲法草案。 |
| ◆11月16日(水) ◆◇◆◇首相官邸前《タイムオーバーアクション》◆◇◆◇ 終わらせよう、イラク占領 タイムオーバー、すぐもどれ自衛隊 ◎日時:11月10日(終了)、17日、24日、12月1日(いずれも木曜日) 17:45〜(衆院議員面会所集合) ◎場所:衆議院議員面会所(地下鉄国会議事堂前駅下車すぐ)。のち、首相官邸前に移動 。 趣旨は ★市民の圧倒的多数がイラクからの自衛隊撤退を求めています。 ★12月14日の「イラク特措法」期限を延長させないための首相官邸前で毎週木曜日連続アクション。 ★夜の行動になりますが、プラカード、キャンドルなどのアピールグッズを持ってお集ま りください。 イラク派兵延長から憲法9条の改悪まで“戦争のできる国”に向かう小泉政権のやりたい放題にストップをかけたい。イラクから撤兵した国々では、一人ひとりの小さなチカラが集まって大きな権力を動かした。私たち一人ひとりのチカラで自衛隊の撤兵を実現しましょう。そして戦争・占領を終わらせましょう。以上はWPNからのご案内。 「藤田の日記」(元板橋高校教員の藤田勝久さんのネット上の日記)は最近、短歌や俳句ばかりになってしまったわいと思っていたら、最近また文章が復活。と思ったらやだ、拙文『切断』の批評をして下さっている。前にも紹介しましたが、藤田さんの日記は、ほとんど二文字の標題となっています。その二文字から縦横無尽に藤田さんの思いは拡がっていくのです。藤田先生を応援する会のHP、事務局メモのトップからご覧ください。 |
| ◆11月15日(火) 滋賀県のIさん、秋田のAさん、北海道から手帳の注文。ある新しいお客様の注文でカバーの色を間違えて送ってしまった。おしかりの葉書をいただく。「女だから赤色という、短絡した考えはやめてください!」と。この方はなんでこのような怒り方をされたのかな。間違えてる、だけでは収まらない何かがあったのだろうな、など思う。お詫びの手紙を書き、葉書代の50円切手を同封して黒のカバーのを送り直す。 さて平民会議の3回目。Hさん、Fさん、Iさん、Nさん、Tさんに感謝。こうやってレールを敷いてくださる。どんなに有り難いか。次回12月18日までのレールの上を私はひた走ろう。だがその前に今週金曜日から小説の最後の仕上げにかかる。切り替えポイントを間違えないようにしなければ。4日間でスイッチする予定ですが。 |
| ◆11月14日(月) 忙しい。時間がない。とある方にぼやいたら「いろいろ抱えすぎ」と即返ってきた。そうか。でも整理しようもない。前野町のFさんが「明日だね」と電話くださる。 |
| ◆11月13日(日) 平和公園の周辺にチラシ配り。7人で。事務所に戻ると早速フリマ申し込みのFAXが重なっている。嬉しかったね流石に。最近の「プチ逮捕」は目論見とおり、私のような小心者の胸を脅かすだろうか。いやいや小心者であろうと、表現の自由はある。チラシが溜まっているような郵便受けには入れない。表に出ている方がいればなるべく手渡しする。とにかく堂々と渡す。いらないといわれれば引き下がればよいことだ。お店も声をかけて渡す。あまりに露骨な異常な取り締まりは、小心者をかえって大胆にする。事務所で預かるべきPA機材届く、が今週は仕事の荷物の出入りが頻繁で玄関をふさぐような機材を置けない、で自宅に回ってもらう。 |
| ◆11月12日(土) 板橋区の農業祭が赤塚体育館周辺で。フリマにわいわいのビラをまきに行く。土田さんと一緒。まずは板橋音頭だか、赤塚音頭だか、各町会選りすぐりの女性が揃いの着物姿での踊りの列を観る。土田解説員がいろいろ話してくれるのが可笑しかった。フリマ会場は小さく、所期の目的はすぐ達成。野菜の品評会会場なども覗いて引き上げる。 |
| ◆11月11日(金) 変な特技…何日も前のことを結構覚えていること。なあんて、予定があって、そのとおりに動いているから自分が何をやっていたかは思い出せるというわけで。大山駅で「藤田先生の起訴1周年大抗議集会」の宣伝。応援する会の事務局メンバーだけになってしまった。頼みのSさん、裁判のことで弁護士さんと打ち合わせだという。Kさん、Tさん、Sさんたちはわいわい祭の実行委員会。忘れちゃってたよという人もいたり。しかし、嘱託のFさんがマイクを持って話すとやはり重みがあるというか。「そのことならビラもらいます」って引き返してくる人も。若い人もメンバーに話しかけたりしている。「こんなことホントにあるのか」と驚いている中年の方も。駅などで話しているときは人が遠くから来て聞こえないところまで遠ざかるまでに、何のための行動かを知らせなければならないと思う。もちろん、人は一人ではないけど、話が横路にそれてそれが戻ってくるまでに2分もかかっていると、よく夫から長いよ、と声を掛けられる。わが正義の税理士西川進は駅でしゃべっているとき、1時間、まったく同じ事はしゃべらなかった。実に話題の豊富な人だと誉めるひとがいるかと思えば、ある人は通行人は「何かな」を知りたいんだ、話が長いよ、と言った。すると、「いや、焼き鳥屋の屋台が出ていてさ、おやじさんがずっといるから、その人に話してたのよ」という。 |
| ◆11月10日(木) 平民会議企画部会。どんな少数勢力であろうときちんとやる。つみあげていく。いつかレオンさんが言ったなあ。念じれば、かならず成就しますよ!って。彼女は気功をやっていて、その言葉には特別な重みがあったのだが、その極意を教えてもらいそびれたままである。集まりは悪い。でも物事を決めて前に進まなくてはならない。結構つらい。なぜ辛いかな。一人ではない。自分がきちんと前を向いていなければ、この話はそこで終わるのに…などなど。 「こどもたちに平和な街を、教室を!」 やっと絞り出したフレーズ…。 |
| ◆11月9日(水) 部活動の地区大会や全国大会などでの成績がその学校の評価にもつながっていく。部活に熱中していれば、子どもが健全であるかのように、いえ、そのような穿った見方などはせず、親は喜んで協力するのである。夏休みも毎日弁当、朝は6時前から登校し、11時すぎても帰ってこない。コンクールがあるからである。講習会があると講師を呼ぶからとて、親が動員されて生徒や講師の食事を作らされたり。これにはほとほと参ったっけ。そのメニューを決めるために召集をかけられた日には、全く不愉快なのと、仕事をストップさせねばならないのと、何より、娘があまりにも一生懸命なさまが胸に痛かったのだ。やめればいい。やめてほしい。何度口にしたことだろう。部費が払えないから、やめて欲しいと正面から言ったこともある。すぐ撤回するはめになったが…。毎月の講習会と部費で1万円近く、合宿があればン万円、それが二人分だ。(母のトラウマも相当なもの!)これが高校であれば、また話は別だ。しかし中学生では痛々しさばかりが残る。高校でも社会に出ても彼女たちは吹奏楽を愛していた。それなりに団の運営は苦労しただろうが、よい経験だったろう。中学生の部活もよい経験として残っていると思っていた。しかし、今ごろになってそんな昔の影響でというのも実に困ったもの。本当は言いたい。「お前、それは過去のトラウマなんかではないのだよ。まったく現実の職場の問題なのだよ。逃げていてはいけないのだよ」と。 憲法を生かす会でのDVD鑑賞会。ビラを撒いて新しい参加者を得る。 |
| ◆11月8日(火) 中学生の部活動は、過ぎてしまえばよい思い出となるのだろう。だが、中には人間関係、特にむきだしの(子ども故の)上下関係がうまく結べずトラウマとなって残ることもあるようだ。就職して2年目の若い女性、職場の上司にかつての先輩の影をみた。あんな言い方をしなくても…などということも他の上司ならやりすごせるのだろうが、「先輩」がまとわりついている。…もう嫌だ、というよりは彼女の心はフリーズして、ただもうそこに居たたまれなくなったのだろう。休憩時間で職場を出るとそのまま帰ってしまった。彼女の場合、職場の仲間が仕事が終わった夜中、話を聞きに来てくれて、夜通し話をして彼等は朝また出勤していった。彼女、わが2番目の娘は23歳。泣きながら大きなコントラバスを抱えていた遠い日のその小さな姿が昨日のことのように蘇る。子どもの世界とはいえ、「教育的指導」に名を借りてやりたい放題の鬱憤晴らしは目に余ることが多かった。それが「吹奏楽」という音楽の世界の雛形でもあったろう。部活動遠い昔の青春の輝かしい思い出、ばかりでないことは案外に多いのであろう。 |
| ◆11月7日(月) 九段中「ノ・ムヒョン大統領への手紙」事件 増田教諭への不当処分・隔離研修撤回を目指す集会」は若い人もちらほら混じるなか、快い緊張の中で開催された。主催者あいさつ、増田さんの経過報告、呼びかけ人から、研修の実態を描く「目黒残酷物語」、連帯のあいさつ、まとめ。ぴったり2時間の集会を貫いていたのは、「増田さんだからやられた、増田さんだから闘える、ガンバレ」というものではなく、「もっとあたりまえに闘おうよ」というものではなかったか。私はちょっとわかりにくい話をしたかも知れない。要は「ファシズムだ、と喧伝することが闘わない免罪符になっているのではないか」ということを言いたかった。もっと素朴におかしいという声をあげる、あたりまえに闘う、ふつうの人が立ち上がる、そんな場をもっとつくり出していこう。それを二次会で言葉が足りなかったけどと話したら、Oさんがよくわかるわよ、あなたはちゃんとそう言ったわよ、だいじょうぶ。と頷いてくれた。Oさんは松井やよりさんの妹さんである。娘さんが大学でひどいいじめにあっている。そのレポートをいただき、二次会でお話を伺う。学校ユニオンの副委員長の唇をついて次々に出る労働歌や闘争歌に先導されて、みんなも歌った。このSさんが「野バラ」をドイツ語で歌った。そしたらTさんが、いまのはウェルナ−だろ、僕はシューベルトで歌う、とやはりドイツ語で歌った。音は外れていたが、酒が入らない席で歌ったらもっとすてきなんだろう。Uさんはジョルジュ・ムスタキの『ヒロシマ』を。Sさん、今度、しらふで「闘争歌を歌う会」でもやりましょうかね。 世田谷の松浦望がコントに急遽参加、二次会も付き合ってくれた。頼もしい、よい青年である。彼は、若さと行動力で区政改革にのぞもうとしている。世田谷の方、松浦望をよろしく! |
| ◆11月6日(日) 赤塚公園と高島平駅前広場。2カ所で開催されていたフリマに行って、出店者にチラシを渡す。赤塚公園では事務局らしい人に先に挨拶して、配った。でも高島平では結構人が多く、先に配ってしまっていたら、声をかけられ、「敷地内でこういうのを配られたら困る」とクレーム。 よく聞けば、このフリマの次のスケジュールはわいわい祭の日程と重なっているとのこと。そりゃ、怒られて当然。丁寧にお詫びして退散する。こちらは年に一回。やっぱり定期的にやっているところを乱すようなことをしてはいけないだろう。しかし「敷地内で」にはカチンときたのも事実。私だったら「何日なの?うちのがぶつかっているね。遠慮してくれない」と言うだろうな。敷地内だなんて関係ないじゃないか。 夕方になって、早速申し込みのFAX1件あり。きっと赤塚の人だ、と言い聞かせる。週明けからあちこちにビラ入れの予定。 夕方からコントの最後の練習。演ずるものが笑っていては芝居にならないが、実に可笑しいのだ。明日の集会の準備も主要なところはもう済んで、私などは準備と称して、どうでもいいようなことを楽しんでやっている。 |
| ◆11月5日(土) 学校に自由の風の秋の集会は、ザ・裁判。メールでよく送信くださる方たちと売店のスペースでゆっくりお話する。親愛なるH氏、フッチー氏、はチラシ配り、署名集めを一生懸命。ごくろうさまです。終わってから板橋の仲間たちと立ち話。池袋まではSAさんと一緒だった。彼女の関心は実に多岐にわたっていて、そして素朴で、お話ししていて楽しくも、眼を開かされることばかり。 |
| ◆11月4日(金) いよいよ頭の中が混沌としてきた。しかし、こんな時こそ本領発揮。頑張らねば。出版の企画書1本作るにも、全体像を見渡してとりかからねば責任を持てない。お客さまを振り回したり、振り回されることのないようにしなければならない。この連日の緊張は実は快くもあるのだ。 |
| ◆11月3日(木) 憲法集会に参加。12月に予定されている集会のチラシの配送の件でちょっとあたふたのアクシデントあり、憲法集会は前段の準備のお手伝いだけで、失礼する。手帳の販売は生かす会がやって下さった。ありがとう! |
| ◆11月2日(水) 大山駅で「憲法を生かす板橋の会」宣伝行動。11月9日に計画しているDVD「日本国憲法」を見ましょうと呼びかける。駅北口にはパチンコ屋さんが並び、まだ、7時前というのに、ほろ酔いの人もいる。その男性がチラシを受け取ろうとして、予想外に近寄って来られたので思わず体をかわしたら「おいおい、せっかくもらおうと思ってるのに、避けるなよお」となじられた。「俺、酔っぱらってるからか」と聞くので、素直に頷くと「そんな避けるなよ、何配っているの、うん、憲法だな、俺手伝ってやっから」と行き交う人に配ってくれはじめた。ところが、これがまた恐い。「ほら、受け取れって」「大事なこと書いてあんだから」「取れって」「なんで取らないんだ、このばか女!」「な、俺が配ってんだから、この姉をよろしく、一生懸命やってんだから」 ウン?いつから私はこの人の姉さんになったのか。私は、この人の後ろで、怒鳴られたり、バカ呼ばわりされてむっとしている女性を拝んで謝ったり…。でもどうしてだか、妙に受け取りが良かった宣伝行動でした。 憲法手帳は、今年は定番の茶、黒、赤のカバーをあつらえた。今晩はこれから明日の販売の準備。こういうことは、何時になろうと少しも苦ではない。 |
| ◆11月1日(火) 板橋高校卒業式日の丸君が代刑事弾圧事件の第8回公判。検察側証人は副校長。藤田サイトでしかるべき人の傍聴報告を後日お読み下さい。裁判というのは、実に根気のいるものなのだと今更になって知る。Nさんが、いつものように幟を持って立っていらっしゃるのを見て何故か安心する。 仕掛かりの仕事の段取りもあって、公判途中の休憩で地裁を出る。実は昨日から薬の量が変わって、そのせいかしらん気のせいか体に力が入らない。血がさらさらになりすぎて、なんの抵抗もなく体の中を駆けめぐっているという爽快感ではないようだ。ラシックスはいつも6時間ほど効き目がはっきりしているが、これもかなり良く効いていて、傍聴席に長く座っていられなかった。待てよ、数を間違えたかな…。 11月になってしまった。毎月似たようなものだが、11月はさらに特別なのである。今朝、憲法手帳のカバー、入荷する。本体は明日。 |
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