憲法手帳雑記 2007年7月
                                  
◆7月31日(火)
 9条ネットニュースをどうぞ。PDFファイルです。Sさんからお茶の差し入れ。貴重なご意見をいただく。コスモさんもやっぱり見えて、この方は私が作業をしていると、遠慮して「忙しい?」と声をかけ、うなずくと帰っていかれる。ここのところ毎日そうやっていたけど、今回ばかりは、気がついたらテーブルの脇にいて、話さずにはおられぬ風情だった。かなり暑くなっている。わが社のクーラーは1週間前に壊れたまま。冷風機をフル稼働させているけど、ひと夏もつかしらん。
 さて、だいたい年金問題が争点というのがおかしい。何度も書いたと思うが、記録のミスだけを騒ぎ、ミスをしたのは社保庁職員という脈絡がおかしい。問題は消えた年金そのものがどうなったか、ではないのか。どのように使われたのか。誰が使ったのか。記録のミスは早晩解決されよう。だけど、財投の隠れ蓑で大規模公共事業に惜しげもなく使われ続けたほとんどは年金や郵貯で吸い上げられたものではないか。国家的詐欺に対して民主の「鬼の首をとったような」追及は実に表面的じゃないか。どこまでもつのだろう。有権者はなにに真実の保障を見たというのだろう。どう考えても不可解な投票行動、選挙結果である。相変わらずマスコミの罪は深い。
◆7月30日(月)
 民主の大勝では、またまた先が思いやられるとしか言いようがない。川田龍平君については、当選することはわかっていた。嬉しいが、むしろ無所属(に固執するあまり)の限界をすら感じさせる当選であった。あんなもんじゃないはずだった。それでも川田、沖縄の糸数の勝利は民主の勝利とは違う。自民党より危険な匂いが朝っぱらからテレビ画面からでさえ漂ってくる。安倍が続投を主張するのは自分が「憲法改正」をしたいからであるし、民主が憲法問題を争点にしなかったのは、できないからに他ならない。共産・社民は手を結ぶことをあくまでも拒否してこの結果だ。9条ネットは結局9条ネットになりきれないままのデビューになったわけだ。それでインパクトに欠けた。精一杯やった。多くの方々と意見を交わしてのスタイルだった。候補者の資質の面でも惜しい顔ぶればかり。日本の政治にとっては大きな損失だが、私たちの失ったものは何もない。自民と同じ穴のむじなが勝利の美酒に酔いしれている間に、もっと確かな一歩を踏み出そう。今朝は涼しくて、切らしていたドリップコーヒーをコンビニに買いに行ったら、奥さんに「よかったわね、川田さん」と声を掛けられる。窓ガラスに「参院選のご報告」の貼り紙を出す。
◆7月28日(土)
 夜8時、30秒前から銀座和光前交差点で天木コールが響いた。そりゃあ、明日の夜にならなきゃわからないが、でも「9条ネット」を作ってよかった、やりきったという思いと、もっとやれたはず、という思いが交差する。それというのも、板橋で残ったチラシを朝から3Rもポスティングしたからで、この暑さで流石に若い者もへばったが、これでやっと、ともかくも「07年」のひとくぎりがついたという気分なのだ。何人かの方から電話をいただく。ハガキをもらったよ。入れるよって。今度また事務所にいくからなどと。長かったな。本当に。でもこれが始まりなんだよね。確かに疲れた。1月からノンストップだったもの。今夜はやっとまともに眠れる。でも今夜しか眠れない、予感がする。
◆7月27日(金)
 日刊スポーツが「9条ネット」天木氏を取り上げている。「自民、民主のガチンコ対決の中、ミニ政党も奮闘」の見出し。「残り物に福?」演説作戦だって。「9条ネット」が懸命なアピールをしているという趣旨だけど、なんだろうね、この吹き出しの「どんだけ〜 参院選」っていうのは。
◆7月26日(木)
 ちょうど1か月ぶりに自分の家に戻ったようにサイトを開いた。なんとまあ悠長な。実生活ではいろいろありすぎの1か月でした。やらねばならぬ(と自分で勝手に思っている)ことが多すぎる。思ったことの半分もできたためしがないくせに、だ。ただ、今は娘達がいてくれる。すると今度は母娘して見境なく何かと格闘しているのだ。ふと、冷静な娘が質問する。これはお仕事か、運動なのか、と。
 それで、今日は運動です、午後から天木さんが来るから会社は休みにします、ここに天木さんが来たら、歩いて北口に行って、お話して、車で大山のハッピーロードを駅に向かって歩きます、踏み切りを超えて文化会館の前でお話して、車に拾ってもらって仲宿商店街を鳥新からライフまで歩き、また車で西台駅に向かうという段取りを確認して、成増にお住まいだという賛同人の方も駅で待機していただき、ところが車が遅れ、その方に事務所に来てもらって天木さんを迎え、ときわ台駅北口にお連れする。
 …いま、先頭でピンクのシャツを着てみなさんにマニュフェストをお渡ししているのが天木直人です。元駐レバノン全権大使、9条ネットの天木直人、天木直人…。エッ!なんでこんな反応がいいの!? そうよねえ、うちのお父ちゃん、一生懸命ポスター貼ったんだもの。9条ネットといわれてもまだピンと来なくても、おっ! なんか、今までのとは違うぞって感じるものがあったと思う。「わが党が強く大きくなることが国民の幸せ」式の宣伝はもう臭くて臭くてたまらない、そういうことはもう、求めていない、自分たちが主人公だと感じている人々は、敏感に天木、或いは9条ネットの姿勢が根本的にこれまでの政党とは違うことを感じ取っていると思う。天木に何かをやらせよう、何かを期待するんじゃないんです。この選挙に一人一人がそれぞれの場で「9条を変えさせない」強い気持をもって関わることが、結果的に天木を国会に送り出すことになる。天木のいう「わたしはあなただ、あなたはわたしだ」とはそういうことなのだ。大事なのは、天木が本気でそう言っていることなのだ。ここにきて9条ネットへの問合せがひきもきらず、終盤に向けて大きく盛り上がろうとしている。
 西台では、天木さんは泣いている、と思った。マイクを引き受けた私も泣いた。随行の車も満員で、地元は自力で宣伝カーを追いかけるハメになったが、先回りして迎えては一緒に歩き、チラシを渡し、プラカードをもち、幟をセットして歩いた娘達よ、今日はおつかれさまでした。
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